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救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るにはどうしたら良いの?
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るにはどうしたら良いのでしょう?
救命救急センターで働きたい、しかもドクターヘリに乗ってバリバリ仕事をしたいと思っているあなたのために、ドクターヘリに乗るまでのステップを教えます!
目次 [目次を隠す]
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るには、ドクターヘリがある病院に入職しよう!
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るためのステップ1は、ドクターヘリがある病院の救命救急センターで働くことです。
救命救急センターというと、ドクターヘリが必ずあると思っている人もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。
2015年8月時点で、全国にドクターヘリがある救命救急センターは、38道府県45施設しかありません。しかも、茨城県と三重県は2施設で1機のヘリを持っている形になります。
救命救急センターがあるような大規模病院には、屋上にヘリポートがあるところも多いんですが、ヘリポートがあってもドクターヘリを持っていなければ、ドクターヘリに乗るチャンスはありません。
ですから、救命救急センターで働きたい、しかもドクターヘリに乗りたいという看護師さんは、ドクターヘリを持っている病院をピックアップし、そこの救命救急センターに配属となる必要があります。
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るには、スキルアップが必須!
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るための方法、ステップ2は救命救急センターで経験を積むことです。
ドクターヘリがある救命救急センターに配属になったからといって、すぐにドクターヘリに乗るフライトナースになれるわけではありません。
ドクターヘリにはドクターとナース1名ずつが乗り込むことが基本となりますので、現場到着後「何もできない、わからない」と足手まといになるような救急看護の経験が浅い看護師は、ドクターヘリに乗ることはできません。
「どんな処置でも介助できる」、「救急看護は一通り経験している」という経験豊富なベテラン看護師でないとドクターヘリに乗る資格がないのです。
具体的にどの程度の経験を積めば、フライトナースとなってドクターヘリに乗れるかは、その病院の規定によって異なりますが、日本航空医療学会フライトナース委員会は、フライトナースの選考基準を3つ挙げています。
1.看護師経験5年以上、救急看護師経験3年以上または同等の能力があること。またリーダーシップが取れること。
2.ACLSプロバイダーおよびJPTECプロバイダーもしくは同等の知識・技術を有す。
3・日本航空医療学会が主催するドクターヘリ講習会を受講している。
これら3つがフライトナースとしてドクターヘリに乗るための選考基準となりますので、新卒で救命救急センターに配属になった場合は最低5年間、中途採用で前職で2年以上の看護師経験がある人は最低3年間は救命救急センターで働かなくてはいけないんです。
そして、その間に救急看護の経験を積み、ACLSやJPTEC等の研修を受け、「どんな患者さんでも対応できる!」と思える経験と自信をつけておく必要があります。
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るには、どんどんアピールしていこう!
救命救急センターの看護師がドクターヘリに乗るための2つのステップをご紹介しました。では、ドクターヘリに乗るための最後のステップをご紹介しましょう。
ドクターヘリに乗り、フライトナースになるための3つ目のステップは、フライトナースを志望していることをアピールすることです。
ドクターヘリのある救命救急センターで働き、フライトナースの選考基準を満たしたからといって、必ずドクターヘリに乗れるというわけではありません。
先ほどもお話しましたが、ドクターヘリに乗るフライトナースになるため条件は、その病院によって異なります。
でも、基本的にはその病院独自のフライトナースの選考基準を満たした上で、救命救急センターの師長の推薦を受け、病院に承認してもらわないといけないことが多いですから、師長に「私はドクターヘリに乗りたいです!」とアピールしておかないといけないんです。
どんなにスキルアップして、選考基準を満たしても、あなたがフライトナースとしてドクターヘリに乗りたいことを師長が知らなければ、推薦してもらえませんよね。
もし、フライトナースが1名必要で、救命救急センターの師長が部署内から誰か1人を推薦しなければいけないという場合、日ごろからあなたがアピールしていれば、あなたを推薦してもらえるでしょう。
でも、あなたがアピールしておらず、ほかの同僚の看護師があなた以上にアピールしていたら、師長はあなたではなく、同僚の看護師を推薦するはずです。
そうしたら、あなたはドクターヘリに乗るチャンスを逃してしまうことになるんです。ですから、ドクターヘリに乗りたい、フライトナースとして活躍したい場合は、師長や周囲にアピールする必要があるんです。
まとめ
救命救急センターの看護師がフライトナースとしてドクターヘリに乗るまでの3つのステップはいかがでしたか?
ドクターヘリで現場に駆けつけると、病院とは違い限られた物品や器具を用いて、少ない情報の中で救命処置を行わなくてはいけないので、質の高い救急看護のスキルが求められるんです。
ドクターヘリのある救命救急センターに配属になっても、すぐにはドクターヘリに乗ることはできませんが、一歩一歩焦らずにスキルアップしていくようにしましょう。
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この記事を書いた人:看護師 ヨシコ
新卒で救命救急センターに配属になり、その後もずっと救命救急一筋で働いてきた7年目の看護師です。
現在も日々勉強をしながら、初療やリーダー業務を行いつつ、スキルアップに励んでいます。
救命救急センターの看護師は忙しいと思われがちですが、実はプライベートと仕事を両立しやすい部署なんです。
私の経験をもとに、救命救急センターの看護師の実態や救命救急で働きたいと思っている看護師さんへのアドバイスのための記事を書いています。
- 取得資格:看護師、保健師、BLS、ACLS、JPTEC
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:大学病院の救命救急センター
執筆者情報
救命救急の求人 - 看護師として成長したいあなたへ 編集部
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