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救命救急の看護師の資格、スキルアップするにはどんな資格がよいの?
救命救急の看護師の資格には、どんなものがあるのでしょうか?
せっかく救命救急センターで働くんだから、どんどんスキルアップしたいと考えているあなたのために、救命救急センターで役立つ資格を教えます!
救命救急センターで活用しやすい順、資格を取得しやすい順にご紹介しますので参考にして下さいね!
目次 [目次を隠す]
救命救急の看護師の資格=救命処置系
救命救急の看護師の資格、まずは救命処置系です。一次救命処置のBLS、二次救命処置のACLS、小児の二次救命処置のPALSの3種類があります。
アメリカ心臓協会(AHA)と正式に提携している日本ACLS協会が主催するもの以外にも、各種団体が主催しています。
ここでは、日本ACLS協会のBLS、ACLS、PALSについてご説明します。
BLS(一次救命処置)
内容:成人、乳児、小児の一次救命処置、気道異物の除去、AEDの使用方法を学ぶ
受講期間:1日
受講料:1万8100円(別途教材費3780円)
ACLS(二次救命処置)
内容:二次救命処置を学び、心停止、重症不整脈、急性冠症候群、脳卒中の初期治療を学ぶ
受講期間:2日間
受講料:3万8300円(別途教材費6264円)
PALS(小児の二次救命処置)
内容:心停止の危険性のある小児の病態鑑別と治療を学ぶ
受講期間:2日間
受講料:4万2300円(別途教材費1万1880円)
これらの資格は、救命救急センターで働く上での基礎となるものですので、研修を受講して資格を取っておくと、初療に入ったときでもスムーズに医師との連携が取れて、治療がスピーディーに進みます。
救命救急の看護師の資格=外傷系
救命救急の看護師の資格、次は外傷の患者さんの治療・看護に役立つ資格です。外傷に関する救命救急センターで役立つ資格は、JPTECとJNTECの2つがあります。
JPTEC(病院前外傷教育プログラム)
JPTECは病院に到着する前の救急医療の現場で「ロード&ゴー」の概念を理解し、必要な観察や処置を見落とさずに迅速に実施できるようになるための教育プログラムです。
JPTECは救命救急センターに到着する前の患者さんの外傷の評価や処置を学ぶためのものですので、救命救急センターで働く看護師が実際にJPTECで学んだことを使う機会はほとんどありませんが、病院到着前の処置の必要性や観察項目などを知っておくことで、救命救急センターに到着した後の処置や治療に役立たせることができるのです。
JPTECの受講期間は1日ですが、基本的にインターネットなどで受講申し込みを行っていませんので、職場の医師や先輩看護師などにJPTECに興味があることを伝えて、申し込む方法を教えてもらいましょう。
JNTEC(外傷初期看護セミナー)
JNTECは病院到着前の外傷患者が対象です。先ほどご紹介したJPTECは、医師や救命救急士、看護師など幅広い職種が受講できますが、JNTECは看護師専門の外傷初期の看護に関するコースです。
外傷患者の特殊な病態を理解して、外傷の初期診療に必要なアセスメントとその看護実践能力を得ることが目的の研修です。
救命救急の看護師の資格=DMAT
救命救急の看護師の資格、3つ目はDMATです。
DMATとは災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team)の略で、災害が起こったときや多重事故など多数の患者さんがいる現場に駆けつけ活動をする医療チームのことです。
DMATは医師と看護師、業務調整員で構成されています。DMAT隊員になるには、日本DMAT隊員の養成研修(4日間)を修了し(東京DMATは2日間)、試験に合格する必要があります。
DMAT隊員の資格を持っていると、災害時など病院外での活動をする機会がありますので、救命救急センターで働く看護師としての醍醐味を味わうことができるでしょう。
救命救急の看護師の資格=認定看護師
救命救急の看護師の資格、4つ目は救急看護の認定看護師です。これは、日本看護協会が認定している資格で、とても有名な資格ですから、皆さんご存知だと思います。
救急看護の認定看護師になるためには、看護師経験5年以上(うち救急看護の領域が3年以上)あり、6ヶ月以上(総時間615時間以上)の研修を受け、試験に合格しなくてはいけません。
救急看護の認定看護師は、全国で1022名が活躍していて(2015年11月時点)、高い救命技術を持つだけでなく、質の高い家族看護を行うなど、救命救急センターの看護師の模範となるような存在です。
まとめ
救命救急の看護師の資格は、たくさんあることがお分かりいただけたと思います。
ご紹介した資格は、救命救急センターで役立つものばかりですが、これ以外にも、呼吸療法認定士や日本褥瘡学会認定師など、一般病棟で役立つような資格も、救命救急センターで活かせる機会は多いんです!
また、ご紹介した資格を取る順番は、救命処置系→外傷系→DMAT→認定看護師の順に資格を取ってステップアップしていくことをおすすめします。
救命救急センターで役立つ資格がわかっても、救命救急センターで実際に働かないことには意味がありませんよね。
救命救急センターで働きたいあなたは、転職サイトを使いましょう。
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この記事を書いた人:看護師 ヨシコ
新卒で救命救急センターに配属になり、その後もずっと救命救急一筋で働いてきた7年目の看護師です。
現在も日々勉強をしながら、初療やリーダー業務を行いつつ、スキルアップに励んでいます。
救命救急センターの看護師は忙しいと思われがちですが、実はプライベートと仕事を両立しやすい部署なんです。
私の経験をもとに、救命救急センターの看護師の実態や救命救急で働きたいと思っている看護師さんへのアドバイスのための記事を書いています。
- 取得資格:看護師、保健師、BLS、ACLS、JPTEC
- 出身:東京都
- 年齢:29歳
- 看護師経験:大学病院の救命救急センター
執筆者情報
救命救急の求人 - 看護師として成長したいあなたへ 編集部
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